AmazonのMMORPG「New World」ようやくSteamで正式発売

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「New World」はAmazon Game Studiosに開発されたオープンワールドゲームMMORPGである。 28日に「New World」の公式Twitter(ツイッター)アカウントで正式発売することを発表した。

1年半以上にわたって延期も4回繰り返したすえに、ようやくSteamで提供された。

 日本国内のユーザーもSteamで購入することができる。通常版「New World Retail」は4200円、デラックス版「New World Deluxe Retail」は5150円で発売されている。デラックス版を購入するとき、ゲーム本体のほかにNew  World デジタルアートブックとエモートのセットが付いている。

 一度だけゲームを購入してプレイを続ければ、料金は追加不要、月額料金の支払いも必要がない。

 米国ではゲームを購入するとAmazonプライムに加入していれば、11月1日 まで海賊パックを無料で入手することができる。このパックはゲーム内キャッシュに5ドル相当ースキンやエモートなどの追加ができる。ただ、Amazon日本で販売されていないので、国内ユーザーは使えなくなる。また、もともと日本語サポートと日本サーバーはないということで、対応言語しか選択できない。

 元来は2020年に発売される予定だったが、「アメリカ先住民に酷似した住民を殺害する」のは人種差別的な行動だと批判されて、そのことを薄める作業になる可能性が高くて延期されたという。

 Amazonがオンラインゲーム事業の履歴はもう11年目に入るけど、目立つオリジナル作品がヒットになるものはまだない。最初は「Breakaway」「Crucible」、今年の4月には「ロード・オブ・ザ・リング」の開発も中止された。今回の「New World」の新発売でAmazonにとっては絶好なチャンスになるはず。

 リリース日に、「New World」のSteam同時接続はピーク時で85万人以上に達したことが報告された。好調な発端でAmazonのゲーム事業がさらに発達して、MMORPGで大ヒットになることが期待できる。

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